SHOT 100 - 2005/10/24

BMW735iのブレーキパッドを交換しました。

現在の走行距離は82,900km。フロントのパッドは残量 1/3 と聞いているのと、BBSホイールを履いたのでブレーキダストの少ないパッドに換えたかったのです。軽くブレーキを踏んだときに、時々ゴリゴリ感があるのも解消したかった。

純正ブレーキパッドで2週間乗っただけでもホイールの裏側はダストにうっすらと覆われて黒くなっていました。そのまま1年も放置すれば真っ黒でしょう。タイヤを外したついでに全部洗いました。

左の写真はクランツというメーカーの「ジガ・ベーシック」(欧州車専用)です。制動力は純正相当。斜めに入っているスリットはブレーキ鳴きを防ぐためだそうです。

リアはまだ残っていましたが、フロントのパッドは交換時期でした。

そうそう、2速ホールドで踏んでみたところ、3,000rpmでも4,000rpmでも回りますが、回してもつまんない。E34 BMW520のように踏む歓びはありません。E32のビッグシックスは別物のようです。

つまり、520にはトルクがないけれど高回転の愉しみはあった。
一方、735にはトルクはあるけれど高回転の愉しみはない。
なにそれー、そんなのあり?

しかし、それでもいいです。735のキャラクターがわかってきました。クルマの個性を180度変えようなんてムダ。その個性を受け入れて楽しむのが正攻法だと思います。クルーザーのように、ゆったりとスマートに道路を流すのが心地いい。88年式で壊れる心配をせずに乗ることができること自体、すばらしいことかも。冬の朝も素直にエンジンがかかって通勤できることを祈っています。最近のBMWに乗るとエンジンが遠く感じますが、この735ではとっても身近なのが愉快です。

右フロントのパッドを交換したところ。

ローターはまだ大丈夫。次回パッド交換するときに交換でしょうか。ブレーキパッド(ローター)交換後はきちんと当たりがつくまでブレーキが甘いので要注意。

この735もこれで心置きなくブレーキが踏めます。「ホイールが汚れるぅ」って気にしなくていい。(笑)

ルッソにMOMOステアリング用ボスがあるのを見つけたE-wayamaが「735のハンドル替えてみます?」。

純正ステアリングは大径で細身なのが気に入ってるのですが、シンプルで多少素っ気ないですね。MOMOだったらレザーとウッドのコンビがいい。「ファッション」がいちばん渋くて、あとは「オリンピック3」か「ファイター」かな。ネットオークションで調べてみたけれどあまり安くない。実物が見たくて「アップガレージ」を覗いてみたけど新品は2万円以上。それと純正は39cmくらいあるから直径35cmではちょっと小さい。すると狙い目は「オリンピック3」の38cmか。

あるいは、2万円出すならPlayStation2用のGT Force Proにしようかな。ライセンス取得が面倒で挫折、放置してあった「グランツーリスモ4」に、中2の長男が凝り始めまして「ステアリングコントローラーが欲しいな」と。(笑)

E-wayamaはクルマを楽しむのが上手。お客様でも仲間でも同じ。自分もいっしょになって楽しんでます。クルマを売るだけ、直すだけではなく、いっしょに買う、いっしょに直すという姿勢に好感がもてます。


昨年のクリスマスに始めた「SNAP the LUSSO」が10ヶ月で100話になりました。これでひと区切りですが、このあとのことはまだ決めていません。E-wayamaもなにか書きたいと申しておりますが、どうしようかなー。