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2024.8.2

エンジンサウンド聴きたい!


本日は今並んでいるお気に入りの1台、「最後の空冷」と言われる993型、
1996 PORSCHE 911Carrera4Sをご紹介します。

現行モデルに比べると、
たまらないレトロ感があります。

控えめに立ち上がったヘッドライト、
まる目、はなれ目、うわ目づかい。
アングル変えてもうわ目づかい!

こちらのアングルは、微笑むカエルにしか見えません。
なんてキュートなんでしょう!!

ファニーフェイスなクルマといえば、
ナンバーワンは初代ダイハツコペンと勝手に思ってます。

しかしカレラ4Sのカエル顔も相当かわいいです。
癒されます!!

そうやってうっとり眺めていると、
ちょっと疑問に思うところが。

ワイパーの取り付け方、変わっていませんか?
ボンネットとは別のパーツのセンターに10数センチの間隔で並んでいます。
ということは、
10数センチちがいで同じ様なエリアに弧を描く動きをすると思うのですが、
なぜ? 
1本でも良くない?
より丁寧に水滴を拭くため?

今回も登場、スタッフH氏。
「この位置だと、左ハンドル用・右ハンドル用に
パーツを作り替えることなく共用できて合理的ですね。」
ふーむ、そうとも言えますね。いかにもドイツ人らしいというか。
ホントのところは?
H氏、調べてくださいました。

その経緯を1988年から1992年までポルシェのプロジェクトエンジニアを務めていた
ジーン・ラングメッサーがインタビューで語っていました。
2010年12月号のAutomobile誌から引用:

『アメリカ人であるラングメッサーが開発中の役割の一つとして
国民性、文化の違いを感じ取り解決策を見出すということがありました。
たとえば、993のフロントガラスのワイパー。
「993のフロントガラスはシンプルな対称型だったので、
1本のワイパーで彼らが要求した通りのパターンで拭き取ることができました。
私はそれがやりたかったのです。
しかしポルシェの首脳陣は1本ワイパーはメルセデスベンツのものだと考えていました。
そして彼らはこう言いました。
『うちのお客様はポルシェだから大金を払ってくれている。
これはメルセデスではない』と。
そこで私は2本のワイパーを付けました。
それらは約2インチ(約5cm)だけ離して取り付けられています。
こうしてポルシェの名誉は守られました。』

あれ?!
1本で事足りたけど、メルセデスと同じじゃあかんやろ!
ってプライドの問題だったのですかー??
おもわず脱力です。

ちなみにリアを見てみると、
これまた、えっ???

このワイパー、一般的なワイパーの動きで考えると、
拭き取る面積が小さくて右側拭けなくないですか?
いや、まさかね。
私 「コレ、どんな動き方するんでしょうか?」
H氏「へぇぇ!どうなってるんでしょう?」
私 「横にぐぃーっと伸びる、とか?」
H氏「うーーーん?・・・」
そこでワイパーを起こしてみると、

おやおや、なにやらただものじゃない予感。
とか期待させる構造していますが、
とーっても普通に弧を描いて右側は拭き残すワイパーでした。
またもや、なぜ?今度は真ん中じゃないのか?(笑)

最新モデルのスポーツカーたちはそもそもリアワイパー無くなってますけど、
拘りって、それぞれですね。

あとは、忘れちゃならない993のエンジン音ですね!
それならショールームで聞かせてもらえるかな。
今度、お願いしてみましょう。
お好きな方はお好きですね、空冷式のエンジンサウンド!
911最後の空冷エンジン乗せた、
ちょっと鳴き声の大きなカエルがショールームで待ってます。

(バックオフィススタッフ・T)


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