Dino 208GT4 & Uracco P200

どちらもイタリア市場向け、2リッターのV8

本日のLUSSOにはこの2台が並んでいましたのでパチリ!
70年代にフェラーリとランボルギーニがポルシェ911の市場に挑戦した4シーター。
しかもイタリア市場向けの2リッター版が並ぶ機会はそうありません。

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手前が先日イタリアから送られてきたディーノ208GT4です。この前まで本国でコレクターの許で
大切にされていたので内外装とも素晴らしいコンディション。ASIによるオリジナル状態の認定も付いてます。

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只今、各部を点検整備中なのでお尻が上がってしまってますが、本来は70年代のスポーツカーらしい
低くてスマートなデザイン。

お客様のリクエストにより当社の現地ネットワークが探し出してくれました。イタリアは人との
繋がりが大きな違いを生みます。毎回ネットワークのありがたさを痛感します。もちろん現地スタッフが
現車の確認をしていますので自信を持ってご紹介できます。

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こちらはホイールをオリジナルデザインのものに新調したばかりのウラッコ。
この2台、デザインはベルトーネによるもので当時のチーフデザイナー、ガンディーニの特徴が
あちこちに見られます。

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ノーズからAピラーにかけて。ディーノの方が若干エッジを効かせていますね。

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リア周り。個人的には敢えてテールランプを埋め込むように付けて表面の段差を少なくしている
ウラッコのテールが好きです。

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両車仲良く同じドアハンドル。

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Aピラーの角度、三角窓も良く似ています。この感じはこの頃の他のベルトーネデザインでも見られます。

まだ今ほど工作技術や成形の楽な素材も発達していなかっただけに、細部をよく見ていくと当時の
スーパーカーならではの工夫、掛けられた手間暇がよく分かって楽しいです。こういう旧車を所有する
別の愉しみ方かもしれません。

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