来年、車齢30年。
さすがポルシェ!- 2020/1/24
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本日、在庫車のポルシェ911カレラ2 カブリオレをリフトに上げてチェックしました。
ポルシェを複数台お持ちのお客様から譲り受けた下取車両です。 1991年式で走行距離58,500kmという低走行でオリジナル状態をキープしています。
ショールームから工場まで運転しました。 先ず一番印象的だったのは乗り易いこと! クラッチはスムーズにつながりトルクもアイドリングから十分あるので
アクセルを踏まなくてもスーッと走り出してとても扱いやすかったです。
ボディもオープンボディであることを意識させず、この年式でこの走り?!!、さすがポルシェだなという印象でした。
車両の詳細はコチラでご案内させていただいておりますが、本題である工場でのチェック画像を以下でご紹介。
エンジンカバーを付けた状態。手前に見えているタイヤは左後輪です。 この周辺全体、油の滲みがなく乾いた状態です。
エンジンブロック真ん中付近。車両前方から見たところです。 ブロック前方に滲みがありますがメカニックの話だとこの上方にある補機辺りの取付部分からの
滲みではないかとのことです。
さほど心配している様子ではありませんでした。
製造過程でブロックに塗られた茶色い防錆塗料がきれいに残っているのはリビルトを受けていない証です。
定番の左右のブロックを両側から挟み込むように固定するスルーボルトからのひどい油じみもありません。
リアアクスル部分のクローズアップ。
トランスミッションケース、ドライブシャフト根本周辺です。
フロント左側サスペンション。
フロント右側サスペンション。両側ともオリジナル状態を保っています。
メカニック曰く「そもそもポルシェはコストの掛け方が違う」のですが、それでも30年近く経ってもそれを意識させない乗り味のこの個体には感激しました。
この状態を引き継いでみよう!という方、ぜひお考えになってみてください。