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2006.4.30

ALFA75TS (e-cars)


久しぶりに75TSを確かめました。75TSはボクにとって人生の大きな節目を作り出してくれた思いで深いクルマです。ボクが自動車販売に関わる事になったのは大沢自動車販売の当時の名古屋支店長との出会いに尽きます。そしてALFAROMEOとの出会いでもあります。75TSは16年経った今も僕の当時の気持ちを呼び起こしてくれます。過ごしやすい春の夜を窓を全開でアクセルを開けていきます。フェイズバリエーターが作動する3750回転を境に吹き上がりは目覚めたかの如く、勇ましい音を連れて高まってきます。が、実際のスピードは2テンポほど遅れてついてくるのが75TSのご愛嬌です。今夜の個体は約9万キロを走破した3オーナー車両です。2年前にそこそこ納得できる範囲まで手を入れて仕上げた車両ですが2年の歳月でさすがに各部は疲れてきています。特にエンジンパワーに関してはもう限界を感じる状態でした。30分も乗っていると自分の中の体内メーターが新車時の75TSを思い出し更に厳しい比較を始めていきます。そして思います。もうあれから16年も経っているんだと。十分頑張ってきたんだろう、このエンジンもと。(何故か心の中のBGMはアリスのチャンピオンだったりします)東山のドライブコースを何往復かして16歳になった75TSと自販機の前で一休みです。コンビニに行きたかったのですがなんとなく二人だけの世界を欲しくなり自販機前です。昔、このコースがもう少しテクニカルコースだった時に数台の75TSで集まりダベリ走っていた事を思い出します。運転することが楽しくなるクルマが減りつつある中で少し旧い車たちが輝きながら活躍させてあげられるために必要なことを考えていました。操ることを楽しめる、走っている時間が楽しい、整備の計画を考えることすらが楽しめる、そんなクルマたちが減っていく中で振り返るとこうして楽しいクルマがあったりします。新車で販売していた頃には許されなかったちょっとした音や、振動や、傷や、へこみも長く生き残ってきたクルマたちにとっては誇らしく見えたりすることが不思議です。仕舞い込んで大切に保管することも認めますが、動かしながら長く乗るという事を尊敬します。自分にはそのどちらもまだ納得する形でできてはおりませんが、そんな楽しみのお手伝いが楽しかったりします。今夜の75TSは何かをまたボクに与えてくれたのかもしれません。フロントグリルを手で触れてみてずいぶん熱は冷めたようなので今度は高速クルージングで締めに行きました。名古屋高速に高針で乗り込み環状線を2周して高針に戻るといういつものコースです。ここではとばしません。ただひたすら75TSの声を聞きに行っている訳ですから。心地良い排気音を奏でながらスローな時間が流れていきます。速そうなインプレッサをバックミラーで、そして真横にみて、あっという間にテールを目で追いかけて消えていくのを見ながら75TSとの時間を満喫しました。交通量の少ない時間帯の名古屋高速プチプチドライブを終えて帰社し、会社のソファで今夜の時間を思い出しながらこの長い話を書いてみました。今の自分の愛車は幸せかどうか考えてしまいました。

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