今月は自主的に締め切り前に校了をできそうなe-carsです。
本日はなかなかの秋空で、こんな日はお気に入りの愛車で少し足を延ばしてみたい衝動に駆られますが、サービス業なのでどなたかのお誘いが無い限り秋空ツーリングは妄想の中でしかできません。最高の季節に皆さんと愛車の濃い時間が経過していることを祈っております。

先週までのフランクフルトモーターショーでの各メーカーの新たな提案を見ていると、この先に自分が介入するべき立ち位置が見えなくなってきている事に気が付きます。飛びっきり欲しくなるような気持になったり、いつかは必ずって心に決めるモデルには出会えず、ただ仕事のために売り続けるクルマ選びは自分にはもうできない事を感じます。
そんな中でメーカーが自社のこれまでの生産車輌に発行する認定には興味深く、また大変嬉しくも思います。現段階ではフェラーリクラシケが最もメジャーですが、今後はポルシェもという話がちらほら。アストンマーティンは生産車輌の現存残率がすべてのメーカーの中で一番だったと記憶していますのでこの流れには最も有利なメーカーかと。生産してきた歴史がこれからの新たな価値の創造と後世に残せるクルマを創りあげる仕組みになることを心から望んでいます。
海外のメーカーに対抗すべくトヨタや日産、ホンダとマツダ、スバルもいすゞもぜひお願いしたいと願ってやみません。８６は当時の86だから意味があるし、そこを大切に考えているなら「今でしょ！」。まぁトヨタがリードできるかがすべてじゃない事をマツダやホンダが証明して欲しいと思うのは私だけかもしれませんが。

けして回顧主義ではなく、少ししか乗る時間が無い人には濃密な時間が必要なんだと、そしてその時間は快適さを求めているのではなく快楽を求めているのだと理解していただければ国産車も良いんじゃない！
いすゞがやってくれたらZZ-Rを買います。