気になっていたことも片付いて,書くべきことも書いて,これでわたしも肩の荷が下ります.
- ■ 164 Talk 2
「No.15で164 SUPERのことは大体わかったんですけど,その時点ではレポートはしばらく続くだろうと思っていたんです.それがNo.22で書くことがなくなってしまいました.ということで,レポートは今回で締めくくろうと思うのでよろしくお願いします」 「hisataさんがこれだけ早く164のことがわかってしまうのは過去の経験が大きいわけですが,もうどんなクルマを出してもだめだと思いますよ.1ヶ月も毎日乗られたらわかってしまうでしょう(笑)」 「週末しか乗らないのであれば3ヶ月くらいかかるでしょうけど毎日乗ってますし,高速も走っていますから164のステージはカバーしていますね」 「ほんとは164以外にE500とかも考えていたんですけど年式や程度の割に高価だし,535iなんかもいいクルマなんですけど決め手に欠けたんです」 「そうだったんですか.でもわたしはイタ車が好きですから164でよかったのだと思います.今回164に乗ってわかったんですけど”いいクルマ”って退屈ですね(笑)」 「そうかもしれませんね」 「だれかとクルマの話をしていて,たとえば”リトモに乗ってみたい”なんて言ったら相手は絶対止めるでしょ? そういうケチのつくクルマのほうが楽しい」 「それが164だと”あ,そう,164ですか”で終わっちゃう(苦笑)」 「引っかかりがない.角が取れてる.丸い.楽だけど楽しくない.一長一短です」 「それでも164というクルマをこのまま埋もれさせたくなかったんです」 「ある雑誌には”164は現在もっともリーズナブルに買えるユーズドイタリアン”と書いてありましたけど買ったあとのことは書いてませんでしたね(笑)」 「164に乗る人と乗らない人ははっきり分かれています.イタ車のトラブルが心配な人は決して近づきません」 「それいいですね.他人が怖がって乗らないクルマを平気な顔して乗るっていうの(笑)」 「どれだけ壊さずに乗れるかやってみるのもいいんじゃないですか?」 「クルマをレポートするのも好きなんですけど,愛車をチェックするような意識がいつも働くのはつらい.レポートを終えてからのほうが164と気軽に付き合えるような気がします」 「ええ,悪くない小休止だと思いますよ(笑)」
★ ★ ★ どこが良くて,どこが悪いとか,そういう批判的な意識を捨てて164というクルマに身を委ねれば心地いい.わたしができるだけ疲れないように守ってくれる.
ということでhisataは小休止させてもらいます.なにか164に変化があれば番外編でお会いしましょう.(完)