▼ LUSSO ガレージ日記 No.96 - 100

No.100 - 2004/12/10 (最終回)

「サーキットの狼」につづく、缶コーヒーのおまけ集め第2弾は「HONDA バイクフィギュア」(全5種)です。

昔バイクに乗っていたスタッフが多いので「YAMAHAがいい」「おれはKAWASAKIだ」などと盛り上がってます。展示ケースを増設しなくちゃ。

フェラーリ512BBのエンジンをかけています。
5リッター水平対向12気筒エンジンです。

ちなみに、昨日ラジエター交換したフェラーリ328GTSは試運転の結果、渋滞にはまっても水温は安定しており「これなら通勤にだって使えるだろう」とのことでした。

最後にふたりのメカニックに並んでご挨拶するようにお願いしたのですが、恥ずかしがって出てこないためピンチヒッターを立てました。(苦笑)

メカニック談 「ガレージ・レポート、ガレージ日記を多くの方にごらんいただき、反響も数多く頂戴し、メカニックとしても張り合いがあります。ありがとうございます。今年一年、たいへんお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします」

「整備の様子をここまで見せるガレージは珍しい」という声をよく耳にします。 ルッソは閉ざされたガレージではなく「オープン・キッチン」を目指していますので、お客様に愛車の整備の様子を間近でごらんいただくことができます。それを自然な形で、広くお伝えするのがレポートの役割なのです。おもしろい車がたくさんあるのでネタには事欠きません。取材という名目でいろいろ聞き出すことができるのでレポーターとしても楽しいです。 「ガレージ日記」は今回で一旦区切りをつけますが「ガレージ・レポート」は続きますし、今後もなんらかの形でルッソの近況はお伝えしていきたいと考えております。(hisata)

No.99.5 - 2004/12/09

No.100の予定だったのですが、1回だけ先延ばしします。すみません、往生際が悪くて。(苦笑)

328GTSのラジエターが修理から戻ってきたので取り付けました。

と、あっさり書いてしまうと簡単なことに感じますが実際はたいへんだったそうです。完成したら試運転して水温が安定しているかどうか確認します。

512BBです。このボディラインも美しい。
室内をマジマジと見たのは初めて。見事に黒一色です。

サイドブレーキがセンターにあるのが当たり前のようで珍しい。灰皿はサイドシルに埋め込まれていました。

左が328GTS。バンパーがついて、フォグランプを取り付け中。右はALFA145の車検整備+タイミングベルト交換中です。

そういう時節なのか、ルッソには入庫車がたくさんあってフル回転しています。

LUSSOステッカーを撮ってみました。

ロゴの左には「SKILLS AND SPIRITS」と書いてあります。「技術と心意気」といったところでしょうか。

No.99 - 2004/12/07

フェラーリ328GTSが水漏れするので、修理のためにラジエターを外しました。ラジエターが付いていないのがわかるでしょうか。

その後、ラジエターにつながる部分にパイプを当ててガレージ内で移動するのに一時的にエンジンをかけることができるようにしてあります。

ポルシェ911カレラ4Sの新旧2ショットです。

奥でリストアップされているのが993、手前が996。フォーエスはルッソとグースネック名古屋でご提案することが多い911です。

No.98 - 2004/12/03

以前「ガレージ・レポート」に登場したマセラティ・レーシングです。

つぎのオーナーさんが決まり、最後の仕上げをしているところです。マフラーがきれいなのが見えるでしょうか。穴の開いていないマフラーに交換しました。すでに登録も終わり、MDデッキからCDデッキへの交換も済んでいます。

整備前に乗ったときは多少不安がありましたが、いまの状態であれば乗れます。高速道路でも快適。意外に乗り心地が良いのと、追い越し加速は大得意。騒々しいクルマではないので音楽も楽しめます。前後4スピーカーを鳴らすCDも悪くない。

ただし、シフト操作はやさしく、サイドブレーキもあまり強く引いてはいけません。ボタンもゆっくり押さえる感じ。愛情をもって丁寧に扱ってあげてください。クルマに寄り添う心のゆとりを持つことで楽しめると思います。

車検のために入庫したアルファ・スパイダー 3.0 V6 です。

じつはこのクルマはE-wayamaさんが最初に買ったNewスパイダーです。わたしがALFA155TS 8Vに乗っていた当時の試乗記もあります。もう9年経つんですね。(なつかしい〜!)

何人かのオーナーさんを経て現在に至るわけですが、ホイールが換えてあって車高も下がっていて、なかなかカッコイイんです。エンジンも快調。やっぱりV6はトルクがあって乗りやすい。ボディはちょっと緩んできてますけど、それはご愛嬌。

余談ですが、この写真を撮っていたらメカニックが「ガレージ日記を無駄使いしちゃダメですよ」。そうはいってもねぇ。ということであと2回となりました。

上の写真の奥リフトに上がっているクルマがなんだかわかりますか?

ちょっと古いトヨタ・マークIIのマニュアル車です。ルッソにこういうクルマが入庫するのは珍しいのですが、尖ったクルマにお乗りの方のセカンドカーとなる予定です。すべて1台で生活するのではなく、2台で役割分担することで、無理なくクルマを楽しむことができたりします。

No.97 - 2004/12/01

以前から懸案だった、愛車BMW520のATモード切替スイッチを交換しました。前オーナーが缶コーヒーをこぼしたらしく、暖かいうちはスイッチが動いたのですが、寒くなると動きません。

新品に交換後は当然スムーズに動きます。これでいつでもスポーツモードに切り替えることができるぞっと。機能しなくても困らない部分はわざわざ直さないのですが、こだわる部分は直したいもの。ささかやですが、クルマがちょっぴり本来の状態を取り戻したわけで、ちょっとうれしい。

ナカミチのCDデッキの左スピーカー接触不良は、デッキを引き出して、接触の悪いコネクタをぎゅっと押し込んだら、それ以後、ちゃんとステレオで鳴っています。

もうひとつ、ステアリングが重くなってきたので空気圧をみてもらいました。やはりすこし抜けていたようで前2.3、後2.2にしてもらって、すこし軽くなりました。タイヤ交換直後がいちばん軽くて、タイヤが減ってくるとすこし重くなるようです。重量級のクルマは空気圧のチェックも大事ですね。

気がついたらもう12月。2004年もあと1ヶ月です。年賀状の準備をしなくちゃ。

No.96 - 2004/11/28

ALFA GTV 2.0TB が冷却水漏れで緊急入庫しました。

ラジエターの問題ではなく、エンジン左奥にあるジョイントホースに亀裂が入っており、ここから水が吹いたようです。いっしょにアッパーホースとロアーホースも交換しておいたのでこれで水漏れ対策は万全でしょう。

タイミングベルト交換を終えたALFA147GTA。

試乗したところ至極快調。やっぱりGTAのエンジンはいいなぁ。滑らかで、トルクがたっぷり。どこから踏んでもグッと前に出る贅沢なエンジン。トルクの厚さは手触りのちがい。先日、名古屋JR高島屋で財布を選んでいたときの牛革と鹿革のちがいに似ています。鹿革は柔らかくて、触れるたびにほんわかとシアワセな気分になれるのです。

一方、今日はALFA147TSの5MTにも乗ったのですが、ツインスパークの軽快さも捨てがたいものがあります。結局、財布は Paul Smith のシンプルな二つ折を選びました。Paul Smith は色使いがお洒落で、遊び心があるところが好き。そうそう、それは牛革でした。