1996年式のマセラティ・ギブリにお乗りの読者の方から投書を頂戴しました。ソレノイドバルブ(黄矢印)は交換したもののターボの効きがいまひとつで、ブーストはかかってもブースト計の黄色ゾーンまで届かないそうです。 速いと感じるかどうかは個人差もありますが、ほんとうにターボの効きが悪いとしたらインテークマニホールドユニオン(フランジ)交換よりも先にチェックすべき個所があります。 | |
ソレノイドバルブから出ているパイプをT字に分岐しているパーツがあるのですが、黄矢印の下のほうにあるので見づらいかもしれません。 | |
これはマセラティ・レーシングのエンジンですが、タイミングベルトカバーのすぐ上にある、このT字コネクタとホースに亀裂や漏れがないかどうかチェックしてください。 それでも状況が変わらないなら、インタークーラーホース、タービン内の過給調整を行うアクチュエーター、リリーフバルブも調べていきます。 以上、ご参考になれば幸いです。 |