Alfa Romeo 4C点検整備

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先日お預りしたアルファロメオ4C。久々に復活したアルファの本格小型スポーツカーとして
発表当時は大変話題になりましたよね。

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この4cはルーフがシルバーに塗り分けてあります。重心が低く見えて個人的にこのセンス
気に入っています。今回、デュアルクラッチのオートマチック・トランスミッション(Alfa TCT)が
たまに不調になるとのことでお預りです。

後ろに見えるのはザガートが生産した最後の純血アルファとも呼ばれたSZのオープンモデル、
RZ(ロードスター・ザガート)。珍しく”最後”と”復活”した2台が並びました。

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全ての4Cに当てはまるかどうかは不明ですが、同じような症状が他の国でも報告されています。
本国に問い合わせた結果、原因はコンピューターに起因するそうで、先ずはアップデート版の
プログラムに書き換えをする作業を開始。テスターを繋げて作業中のところです。
作業は全てイタリア語なので今日は当社イタリア人スタッフも工場に来て手伝い。彼のイタリアン
コネクションは助かります!

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こちらは修理とは関係ないですがこの車らしいカットを・・・。
ご存じのように4Cはフルカーボンのモノコックシャシタブにアルミサブフレームやルーフ部の
レインフォース(補強)などを接合して構成されていまして、写真左部分の赤いボディの端っこにシャシが
一部露出しててカーボン模様が見えています。積層樹脂製のボディパネルに付けられている四角い
ドアストライカーは軽合金製です。そしてエアインテークからは金網越しにインタークーラーも
見えてます。

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そしてこのリア部分の盛り上がり方がイイですね~。サイドの窓の半分位の高さまで盛り上がってて、
いかにもシート後ろにパワーがあります!という感じがしませんか?

街中ではほとんど見かけるチャンスもなく、最近車雑誌でも取り上げられることが少なくなった
4Cですが、実車に触れてその魅力を再確認しました。こういう車をラインアップしていたり
後輪駆動でジュリアを復活、さらにはSUVのステルビオまで発売して元気になったアルファ!
”純血時代”から共に歩んできた我々としては嬉しいかぎりです。 Viva!! Alfa

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