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FRレイアウトのアルファロメオセダンの復活は、このモデルを擁するマルキオンネ指揮官のアルファロメオオーケストラの始まりでもありました。

多くの未来を想像させてくれた彼の功績は、彼の逝去により幕を閉じてしまいました。

しかしこのジュリアは間違いなく現代のモデルの中でアルファロメオが伝統的に「ハコ」を得意としていた事を乗る誰もに教えてくれます。
速さだけではない、走らせる事が与えてくれる「楽しさ」が歴代のアルファロメオに溢れていた事をこのクルマは教えてくれるのです。

初めてのアルファロメオ、この個体で挑戦していただくもよし、他の個体でも良いと思います。ぜひ、このジュリアというモデルでイタリアの名門「アルファロメオ」を愛した彼が残してくれたクルマでドライブを楽しんでいただければと思います。

ちょっとだけモディフィケーションを楽しめる価格帯の魅力もこの個体にはあります。大人だけど、さりげなく仕立てる一台を乗ってみるのもアリだと思います。